校長先生の部屋

更新日  令和5年4月19日

校長のあいさつ

 今年も、晴天に恵まれ、始業式や入学式をとりおこなうことができました。新型コロナウイルス感染症の対策で、今年も入学式に地域の皆様のご臨席をいただけなく、大変残念に思っております。
 4月から基準服が変更され1年生の多くはグレーのブレザーを羽織っての入学式でした。新しい基準服は、少し濃い色合いのグレーでしたのでこれまでの印象と大きく変わることなく大変落ち着いた印象でした。令和5年度は、3年生142名、2年生135名、新入生146名の全校生徒423名、14学級でスタートいたしまた。
 今年度の始業式や入学式では次の2つのことについて生徒の皆さんにお話しさせていただきました。
 1つ目は「優しく聴く」です。
 新型コロナの影響で、授業中、自分の考えを伝えたり、友達の思いを聞いたりすることが制限されてきました。それに伴って、人と人とのつながりが弱くなってしまったように感じます。今年度は、行事や授業のときに、クラスの仲間たちと、思い切り話し合い、互いの意見をぶつけ合ってほしいと思います。みんなで話し合って、よりよい解決策を見つけていってください。
 そのためのはじめの一歩は「優しく聴く」です。友達の思いをくみ取り、しっかり話を聴くことで、お互いの考えが理解でき、お互いの考えを尊重しつつ、議論を深めていくことができます。「優しく聴く」ことからスタートさせて、人と人とのつながりを深めていってください。
 2つ目は「思い込みや固定観念をなくしていく」です。
 これは、昨年度からスタートしていることです。今年度も継続して不必要な区別をなくし、いじめや差別のない学校を目指していきましょう。
 昨年度の国語の授業で行った弁論で「なんでもかんでも男女の区別をなくすことが大切なのではないと思う。大切なのは、一人ひとりが、男女平等や人権を大切にする気持ちを育てることだと思う」という意見を聞くことができました。まさにその通り、鶴が台中学校に在籍するすべての生徒が、誰からも“大切にされる”そんな学校にしていきましょう。
 今年度、鶴が台中学校として頑張っていきたいことはこの2つです。
 新型コロナウイルス感染症もだいぶ収束してきて、本来の学校生活に少しずつ戻していきたいと考えております。保護者の皆様や地域の方々のお力をお借りしながら、教職員一同、生徒が安心して通える学校を目指し、生徒の気持ちに寄り添いながら教育活動に取り組んでまいります。どうぞよろしくお願いします。

鶴が台中学校長 山口 茂

学校教育目標

  • 心もからだも健やかな人になる。
  • 自ら学び、自ら考え、的確に表現できる人になる。
  • 豊かな人間性を持った人になる。

令和5年度スローガン

「認め、励まし、価値づける ~言葉で育てる”心”と”場”と”力”~」

一人ひとりの違いを認め合い、尊重できる学校
 ・自分自身を大切にする
 ・互いの個性を尊重する
 ・協力し助け合うことができる仲間づくり

めざす学校像

〇生徒が安全に安心して生き生きと生活できる学校
〇あたたかな雰囲気のある学校
〇互いの違いを尊重し、認め合い高め合うことができる学校
〇人権を大切にする学校
〇認め合う言葉を重視し「協働的に深めたい」という思いを育て、聴く力をのばす学校
〇学校運営協議会を活用し、地域や保護者とともにつくり上げる学校
〇全教職員が一体となって生徒を育てる学校

めざす生徒像

〇あいさつができる生徒
〇互いの違いを尊重し、認め合い高め合うことができる生徒
〇自他ともに大切にできる生徒
〇人権を大切にできる生徒
〇生命を尊重することができる生徒
〇授業に主体的に取り組む生徒
〇他者の思いを受け入れ、自分の考えを表現できる生徒
〇自分で判断し行動できる生徒
〇学校や地域を愛し貢献する生徒

めざす教師像

〇生徒一人一人に寄り添う教師
〇授業に対して常に向上心を持ち続ける教師
〇保護者や地域の期待に応えようとする教師
〇チームを意識して行動する教師

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鶴が台中学校
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