7月・8月
更新日 令和4年9月8日
着衣泳(1~6年生)7月1日(金曜日)~13日(水曜日)
3年ぶりに学校のプールで水泳学習をすることができました。
7月1日(金曜日)の5・6時間目は、6年生が水に親しむことを中心に授業をしました。久しぶりに学校のプールで気持ちよく泳いでいました。
4日(月曜日)からは、各学年、着衣泳を行いました。着衣泳は、その字の通り、洋服を着たまま、水の中に入ることです。「溺れる」ことの三大原因は「ショック」「パニック」「けいれん」と言われます。洋服を着たまま水の中に入ると、その不自由さから「パニック」になり、溺れてしまうということがあります。そこで、あらかじめ服を着たまま水に入ってその不自由さを体験することによって、パニックを防ごうというものです。
今回学校のプールに初めて入る1・2・3年生も、濡れた服の脱ぎ着に苦戦しながら、一生懸命授業を受けていました。ペットボトルにつかまって浮いてみたりもして、溺れないようにすることの大変さも体験しました。
この授業で考えたことを生かして、水の事故に気を付けて夏を無事に過ごしてくれることを願っています。
租税教室(6年生)7月6日(水曜日)
6年生は、租税教室を行いました。藤沢法人会の方が講師として来校しました。授業では「警察は、公共サービス?」「え、そうだよね」「じゃあ、消防は?」「郵便は?」「たぶん公共サービスだよ」「そうかなあ」などと、講師の方の質問に周りの人と相談したりして考えていました。ジュラルミンケースに入った1億円のレプリカを見たり持ってみたり、「公共のもの」や税金の種類について学んだりし、税金の必要性について知ることができました。
また、講師の方の中には小出小学校の卒業生の方もいらっしゃって、6年生たちにとっては身近に感じられたようでした。
クラブ活動(4~6年生)7月6日(水曜日)
今年度初めてのクラブ活動を行いました。昨年度末に子どもたちの希望調査をし、それをもとに、今年度は「サッカー」「ドッチ・ベースボール」「iPad」「漫画・小説・イラスト」「テーブルゲーム」「ダンス」「バドミントン」の7つになりました。4・5・6年生が、校庭や体育館や特別教室などに分かれて、活動しました。
クラブは、クラスでの活動とは違い、異学年の子どもたちが集まっています。活動を楽しむこととともに、人間関係を広げるような経験をしていってもらえれば、と思います。
社会見学(4年生)7月8日(金曜日)
4年生は、バスで社会見学に行きました。まず、萩園の環境事業センターに行きました。ごみ処理の様子について、実際に見てきました。次に、堤の十二天一般最終処分場に行きました。3年生の学区探検でも訪れたところでしたが、最終処分場が満杯になってしまう「2033年ごみ処理の危機」の問題について、改めて考えを深めることができました。
昼食を寒川中央公園で食べてから、午後は寒川広域リサイクルセンターに行きました。空き缶やペットボトルなどがどのように処理されているのかを見て、ごみやリサイクル物品の出し方について、考えることができました。
4年生は、今回の見学で学んだことを生かして、環境についての学習を進めていくことになります。
ひょうたんづくりの学習の終了について
小出小学校では、長年にわたり、「湘南ひょうたんの会」のご協力のもと、ひょうたんについての学習を行ってきました。ひょうたんを育て、実ったひょうたんを使って作品を作り、それを平塚の花菜ガーデンで行われる展示会に出品してきました。しかし、現6年生が3年生の時に行ったひょうたんづくりを最後に、コロナ禍のため中止となっていました。そして、先日「湘南ひょうたんの会」の方から、メンバーの高齢化などにより会を解散することにした、という連絡を受けました。
つきましては、まことに残念ではありますが、ひょうたんづくりの活動は終了することにします。
現6年生が花菜ガーデンに出品する予定だった作品につきましては、校内で展示会を行った後、返却することにします。
東京見学(6年生)7月14日(木曜日)
6年生は東京見学に行きました。
まず、日本科学未来館に行きました。ドームシアターでは動画を見て、宇宙の始まりについて学びました。
次に国会議事堂に行きました。参議院の議事堂を見学しました。子どもたちは傍聴席から身を乗り出すようにしながら議事堂の様子を見て説明を聞いていました。国会が行われている現場の雰囲気を肌で感じ、政治の仕組みについて理解を深めることができました。
最後に科学技術館に行きました。地震体験や錯視体験をしたり、大きなシャボン玉に入ったりとさまざまな科学的な体験をすることができました。
朝早く出発し、夕方は普段より遅い時間での帰宅になりましたが、有意義な1日を過ごすことができました。
教職員の研究会7月21日(木曜日)・8月25日(木曜日)
本校教職員の夏の研究会を行いました。
7月21日(木曜日)は、まず午前中に堤貝塚と皆楽荘の前にある英霊碑を中心にフィールドワークをしました。午後は、それら地域の教材を使って、縄文時代や戦時中などについて、子どもたちがいかに身近に感じられるようにできるかを考えた授業プランをつくりました。
8月25日(木曜日)には、赤羽根にある茅ヶ崎バイオマス発電所を見学しました。茅ヶ崎市や周辺市町の剪定枝のみで4000世帯分の発電量をまかなえているクリーンでグリーンな発電設備です。環境や産業の学習材料として教材化の大きな可能性を秘めていそうです。
これらの研究会を通して、地域教材を生かして子どもたちが興味を持って学べる授業プランを増やすことができました。今後の実践につなげていきたいと考えています。
コミセン祭り7月24日(日曜日)
小出コミセン祭りが、3年ぶりに開かれました。「まつりの花がギュッと咲く!!~未来へはばたけ 小出の力~」というテーマで、多くのプログラム、模擬店やアトラクションの参加がありました。
開会式後の北陽中学校ブラスバンド部の演奏では、小出小学校の卒業生も頑張って演奏していました。そして、小出リトルフラッグスの演技では、4・5・6年生のメンバーが、真剣な表情でフラッグを振り、動きも合って素晴らしい演技を披露しました。また、ボランティアで参加した子どもたちは、「アイスいりませんかー」と声を出しながら、コミショップで販売の手伝いをしていました。
小出小からは、子どもたちが図画工作の時間に創った作品を出品しました。1年生は「運動会の絵」、4年生は「三原色ステンドグラスアート」、5年生は「My name is・・・」の作品でした。
小学生もたくさん来て、地域の人たちの力で、楽しい1日を過ごすことができました。
いじめ防止サミット8月26日(金曜日)
夏休みも終わりに近づいた8月26日(金曜日)茅ヶ崎市教育委員会による「いじめ防止サミット」が、オンラインで行われました。6年生代表の3人が参加しました。
まず、「心のコップ」の話を聞きました。ストレスがたまりすぎると、心のコップがあふれてしまう。そうなると心も体も調子が悪くなり、いろいろ大変になってしまう、という話です。
次に、「自分の心のコップの大きさはどれくらいだろう?」「友達にどんなことされたら、心のコップに水が溜まってしまうだろう」ということについて、自分で意見を持ち、他の人と意見を出し合いました。そして、「自分の心のコップを少なくするにはどうすればいいだろう?」「友達のコップに水を入れてしまったら、どうすればいいだろう?」ということについて考え、意見交換をしました。
小出小の3人もいろいろな意見を出して、話し合っていました。最後に振り返りをする中で、他の学校の人たちの意見をたくさん聞くことができました。
「友達と意見交換するのって、やっぱり楽しい」
「いろんな考えを知ることができた」
と3人は言っていました。
茅ヶ崎市内の小学校19校、中学校13校すべての学校の代表約150人が参加し、様々な意見を聞けて、いろんなことを考えられるいい機会となりました。参加した3人は、
「こういうものに参加して無駄だったことはないよね」
「今日、参加しなかった人もくればよかったのに」
と言っていました。来年度の参加者がもっと増えるといいなと思います。
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