校長先生の部屋

更新日  令和5年6月2日

校長のごあいさつ

茅ヶ崎市立鶴嶺小学校校長 日高 大司郎

今年度もよろしくお願いします。!!

 昨年度から、引き続き校長をさせていただきます、日高大司郎です。どうぞよろしくお願いします。

 鶴嶺小学校の子どもたちは、素直で明るく前向きです。この子どもたちに負けないよう、精一杯努めて参ります。今、鶴嶺小学校に何が必要で、何をすべきなのか。自分の頭と手足を使い、本校のスタッフと力を合わせて僕にできることを着実に行っていきたいと考えています。

 本校は、今年度児童数児童数1098名、34学級でスタートしました。大規模校であることのよさを活かし、たくさんのスタッフがいるよさも活かして、今までこの学校に携わってくださった方々が作り上げてくださった歴史ある学校をよりよくする取り組みをして参ります。

 さて、僕は、昨年同様「つながり」を大切にしたいと思っています。子どもと子どものつながり、子どもと教材とのつながり、先生と子どものつながり、先生同士のつながり、先生と保護者のみなさんとのつながり、保護者同士のつながり、学校と地域のつながり等など、今年度も互いにつながることを意識して学校運営していきます。この様々なつながりこそが、子どもをよりよく育んでいく「鍵」であると考えているからです。

 「未来に向かって伸びる鶴嶺の子」という引き継がれている本校の教育の目標があります。ここでいう「鶴嶺の子」とはどのような子なのか、昨年度、先生方と一緒に考えました。そのイメージをしっかり共有し、今年度はどのような資質・能力を育てる必要があるのかを明らかにすることにも取り組みます。職員間で「未来に向かって伸びる鶴嶺の子」を明らかにし、しっかりと共有ながら、職員一同、未来に向かう子どもたちを育ててまいります。

 どうぞよろしくお願いいたします。

教 育 の 目 標《ミッション》

教 育 の 目 標

「未来に向かって伸びる鶴嶺の子」をミッションとして定めています。「ミッション」とは、自分たち鶴嶺小の教職員がなんのために存在しているのかという、自分たちの存在意義です。ですから、「未来に向かって伸びる鶴嶺の子」を育てるために鶴嶺小の職員は存在し、本校の教職員全員がこのミッションを遂行していきます。

 では、それはどんな子どもでしょうか。本校では、残念ながらその具体が明確ではありませんでした。昨年度は、このミッションについて、教職員がもっているイメージを問い、共有しました。大まかに分類すると、【自己について】【他者に対して】【学びについて】という、3つの姿で集約することができました。その姿を一部、紹介します。

【自己について】

自分の目標に向かって行動できる/自分で考え、判断し、行動できる

【他者に対して】

互いを思いやって行動できる/互いに協力し合う

【学びについて】

意欲的に粘り強く学習に取り組む/自分の力で考え行動し、問題解決をしようとする等

 今年度は、このイメージを子どもが身に付けるべき「資質・能力」に整理し、教職員がそこをめざしていけるよう、より具体的な姿にしていきます。その「資質・能力」を身に付けるはために、自分たちは何をすべきなのかと思考するためです。

 

 

学 校 教 育 目 標《ビジョン》

学 校 教 育 目 標

 ビジョンとは、近い未来に実現を目指したい内容です。現在、ミッションについて職員と検討中なので、ミッションとの整合が十分ではありませんが、本校職員が、この2つの子どもの姿を具現化することで、ミッションに向かっていけるよう整理していきます。

 この児童像にも幅があるので、ミッションで描いた子どもの姿と現在の子どもの姿とのズレが大きい部分や今も十分だけれど、もっと伸ばしたいと考える部分に焦点化していきます。少し時間がかかるとは思いますが、「かしこい子」に含まれる資質・能力のうち~の部分に焦点化して、目指していこうと職員が共通理解できるよう、引き続き検討・整理を続けていきます。

学校教育目標の実現に向かって

学校教育目標の実現に向かって

 バリューとは、本校が何を大切にして、教職員がどう行動するのかという、目標を現実にするための共通の価値観や行動指針です。上記の2点を意識して教育実践をしていくことで、目標の実現に向かいたいと考えます。

【「エビデンス」を明確にし、教育活動を行う】

 そのままだと「根拠」ということになるでしょうか。子どもにある力をつけたいと考えた時、ただ願っていればその力がつくわけではありません。その力をつけるためには、どのような取り組みが必要なのか、具体的な活動としてにどのようなことを積み上げれば達成できるのか、そのためにどのような取り組みを続ける必要があるのか。このように職員が取り組む教育活動に、それを行う訳と具体的な手立てをしっかりもつということを徹底していきます。

【「つながり」を意識して、大切にする】

 「つながり」について少しお話しましょう。学級として必要なつながりは、いくつもあります。一番最初に必要なつながりは、先生と子どもたちとのつながりです。ここのつながりをきちんとつなぐためにどうするのか。教職員は、まずここを考え実践していきます。次に、少しずつ子ども同士のつながりが太くなっていくよう、授業場面等でどのようにアプローチしていくのか、よりよくつなげるために何をしたらよいのかを思考して、仕掛けていきます。同じように、教材と子どもをつなげるには。保護者の皆さんとつながるには。地域の方々とのつながりは。保護者の皆さん同士をもっとつなげるには等、「つながり」ということを意識化して、取り組みを行います。

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鶴嶺小学校
〒253-0086 茅ヶ崎市浜之郷477番地
電話:0467-85-3155