校長先生の部屋
更新日 令和7年6月12日
ごあいさつ 茅ヶ崎市立松林小学校長 下反 達二
令和7年度も、よろしくお願いいたします
こんにちは。校長の 下反 達二と申します。松林小学校は3回目になります。
本校は今年度131周年を迎えます。長い歴史と伝統を引き継ぎ、地域の方々のご支援もいただきながら子どもたちの郷土愛を育み、学校教育目標の「自ら学び、自ら考え、自ら行動する子」を育てる学校づくりを目指します。そして、「地域とともにある学校」を引き継いで参ります。
「学校が全ての子どもにとって、安心できる場であってほしい。」これは、私たち教職員の一番の願いです。学校は、多様な子どもたちが共に学び共に育つ場です。時として、子ども同士のトラブルや、学校に行きたがらない、行きたくても行けないといった不登校は、「どの学校にもどの子どもにも起こりうるもの」とされています。 学校本来の役目の一つには、そうした状況や、失敗、ストレス等を子どもたちが乗り越え、意欲や元気をもって学びに向かう力を培っていくことにあると考えています。 そのためにも、私たちは、困っている子どもたちのSOSをしっかりと受け止め、解決の道筋を一緒に考えてまいります。保護者の皆様におかれましても、どんな小さなことでも構いませんので、お気づきのことをどうぞ学校までご相談いただけたらと思います。
また、「先生の元気が子どもの元気つながる」ことを心におき、教職員が、心の余裕をもち、お互いの持ち味を生かしあう中で、子どもたちにしっかりと向き合えるよう、「働き方改革」にも取り組んでいきます。子ど もたちの健やかな成長を願う点については、保護者の皆様と同じ思いです。限りある時間を有効に活用し、実りある教育活動が展開できるよう努めてまいります。
松林小教職員は、「勉強や運動が苦手なこどものき持ち」を分かろうとする教員魂があります。「からだの弱い子の気持ち」を分かろうとする教員魂があります。だれ一人取り残さず、何とか自立に向けて成長させたいそういう思いをもって日々研鑽を積んでいる教職員集団です。新採用からベテランまで個性豊かな教職員が、お互いの持ち味を生かし合って、入れ替わり立ち代わり、よってたかって、子どもたちを支えてまいります。保護者の皆様におかれましては、いっしょに、子どもたちが育つ学校をつくっていくパートナーとして、ご支援ご協力をよろしくお願いいたします。
1 学校教育目標
自ら学び、自ら考え、自ら行動する子を育てる
こんな子どもを育てます
- 学習習慣・生活習慣を身につけ、主体的に学び・行動する子
- 人とのかかわりを大切にし、思いやりを持って行動する子
- 自然環境・体験を通して感動できる感性豊かな子
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集団で学ぶ場の学校。人と人とのかかわり(子ども同士、子どもと教師)、学校と家庭・地域との豊かなかかわりを生かし「自ら学び、自ら考え、自ら行動する子」を育てる。
めざす学校 ~安心・安全~
- 一人ひとりが大切にされ安心して過ごせる学校
- みんながかかわり合い、笑顔を送り合い、つながる学校
- 風通しの良い、みんなが集える学校
めざす教職員 ~誠実に、謙虚に~
- 謙虚に学び、誠実さを大切にできる教職員
- 対話を大切にし、互いの持ち味を生かす(共感と協働)
- 子どもと語り、子どもとの時間を大切にできる教職員
家庭との連携 ~子どもの成長を支えるパートナー~
- めざす方向性の共有
- 健康・安全を守るための情報共有
- 学習支援と家庭学習の習慣化
- 規則正しい生活リズムの確立
地域との連携 ~子どもの成長を応援しあえる~
- めざす方向性の共有(対話)
- 地域教育力の活用
- 挨拶による心の通い合い
- 見守りによる安全安心な地域づくり
- 地域と触れ合う中で育む郷土愛
2 学校経営方針
- 児童同士、児童と教師、学校・家庭・地域の人とのかかわり、つながることにより豊かな学びをひらく
- 体験活動、異学年交流、児童による活動を通して豊かな人間性を育む
- 学ぶ楽しさ、分かる喜びを実感できる授業づくりと粘り強い指導
- 学びをもとに、考え・判断し、表現する力を育てる
- 児童理解に努めるとともに、児童一人ひとりの可能性を引き出し、個性の伸長と能力の開発に努める
- 授業を核とした誰一人取り残さないインクルーシブな学校づくりに取り組む
3 今年度の重点目標
(1)「子どもたちの成長のために」という最上位目標の共有
〇最上位目標「すべての子どもの学習権を保障する」(憲法第26条)の共有 〇教職員・保護者・地域の大人全員でこの最上位の目標を共有する |
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(2) 自ら学び、自ら考え、自ら行動する子を育てる(学校教育目標)
〇自立する力の育成 |
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- 自分で考え、判断し、決定し、行動する
- 失敗しても何回でもやり直せる環境づくり
- やり直すことが成功体験にかわる
- 責任感の醸成
(3) 一人ひとりが大切にされ安心して過ごせる学校(めざす学校)
〇お互いを認め合える(リスペクト・アザース) 〇同調圧力からの脱却 〇違いを豊かさに |
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(4) 対話を大切にお互いの持ち味を生かす(共感と協働)(めざす教職員像)
〇個々の教職員が疑問に思っていることや、引っかかっていることをなどを言葉にする
〇一人ひとりがなんとなく思っていることや、なんとなく感じていることを言葉にし、共有して、対話を進める。
〇教職員同士の自由な対話の土壌づくり
〇互いの考えや思い、持ち味を理解し合い、支え合う
(5) 授業づくりを核とした、だれ一人取り残さないインクルーシブな学校づくり(学校経営方針)
〇すべての子どもにその子に応じた適切な支援・指導をとどける
〇一人ひとりを大切にすることで、個に応じた可能性を引き出し輝かせる
〇居心地の良い居場所(学級・学校)づくりに力を入れ、教師も一緒に学びながら、子どもたちが生き生きとした学校生活を送り、だれもが楽しく学校に来られるように努める
(6) 信頼される学校づくり(家庭・地域との連携)
〇学校運営協議会の仕組みを活用した情報の共有により、家庭・地域との信頼関係を築く
〇地域の方々とのかかわりを深め、郷土愛を育む
〇登下校の安全・安心の確保のため、PTA・推進協・自治会等に指導と見守りの協力を依頼する。
このページに関するお問い合わせ
松林小学校
〒253-0011 茅ヶ崎市菱沼1丁目1番1号
電話:0467-51-1243