校長先生の部屋
更新日 令和6年4月19日
ごあいさつ 茅ヶ崎市立松林小学校長 平木 恵美
令和6年度も、よろしくお願いいたします
こんにちは。校長の 平木 恵美と申します。松林小学校3年目になります。
本校は今年度130周年を迎えます。長い歴史と伝統を引き継ぎ、地域の方々のご支援もいただきながら子どもたちの郷土愛を育み、学校教育目標の「自ら学び、自ら考え、自ら行動する子」を育てる学校づくりを目指します。そして、「地域とともにある学校」を引き継いで参ります。
さて、今年度のスタート、始業式・入学式では、次のような話から始めました。
「心に種をまきましょう。どんな花が咲くかな。学校で色々なことを学び、頑張ったことごとにきれいなお花が咲くと思いますよ。笑顔の花だったり、あいさつの花だったり、やさしさの花だったり、かしこさの花だったり…楽しみですね。心の中に蒔かれた種を日々学ぶことで、発芽させ、大切に育て自分色の花を咲かせてください。」
松林小学校の子どもたちの心に種をまき始めてから今年で3年目になります。そして、毎年、子どもたちは3月に(中には、2年かけて…、6年かけて花となるものもあると思いますが。)自分色の花を咲かせてくれています。伸び行く子どもたちは、心の中に「こんな風に成長したい、こんなことができるようになりたい。」といった思いがあり、それが目標となり、日々の努力につながっているように思います。そういった目標を持って頑張っていくことはとても大切ですが、その一方で、頑張りを支える学びの環境も非常に重要であると考えます。
種を発芽させ育てることを行う環境が松林小学校での学びの環境です。松林小学校という土壌に、我々学校教職員が日々植物にお水を与えるように学びを提供しながら一人一人のお子様の成長を支えていきたい、そんな思いをもっています。と同時に忘れてはならないのが、学校の最も大切な役割は一人一人学びに向かう力を培っていくことです。子どもたちは一人一人個性があり、得意なこと苦手なことそれぞれ違います。今、できなくても、今、結果が出なくても、一人一人の良さを見つめ、より良い土壌を用意し、興味・関心の種をまき続け、学ぼうとする意欲をつぶすことなく育て、成長につなげていきたいと思っております。
子どもたちの成長のために、ご家庭とのよりよい連携は欠かせません。学校生活に対しご不安な点、ご不明な点等何かありましたら、遠慮なくお声をかけください。学校教職員とご家庭とがより良い連携ができますよう努めてまいります。
今年度も、松林小学校の学校教育にどうぞご理解ご協力よろしくお願い致します。
1 学校教育目標
自ら学び、自ら考え、自ら行動する子を育てる
こんな子どもを育てます
- 学習習慣・生活習慣を身につけ、主体的に学び・行動する子
- 人とのかかわりを大切にし、思いやりを持って行動する子
- 自然環境・体験を通して感動できる感性豊かな子
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集団で学ぶ場の学校。人と人とのかかわり(子ども同士、子どもと教師)、学校と家庭・地域との豊かなかかわりを生かし「自ら学び、自ら考え、自ら行動する子」を育てる。
めざす学校 ~安心・安全~
- 一人ひとりが大切にされ安心して過ごせる学校
- みんながかかわり合い、笑顔を送り合い、つながる学校
- 風通しの良い、みんなが集える学校
めざす教職員 ~誠実に、謙虚に~
- 謙虚に学び、誠実さを大切にできる教職員
- コミュニケーションを大切にし、協働できる教職員
- 子どもと語り、子どもとの時間を大切にできる教職員
家庭との連携 ~子供の成長を支えるパートナー~
- 基本的生活・学習習慣の確立をめざす
- 子どもにとっての安心できる・安全な居場所となる
- 子どもの規範意識を高める
- PTAとの連携による学ぶ環境づくり
地域との連携 ~子どもの成長を応援しあえる~
- 地域の教育力「地域の先生」としての協力依頼
- 気持ちの良い挨拶による心の通い合い
- 登下校の安全指導と見守りによる安全安心な地域づくり
- 地域と触れ合う中で育む郷土愛
2 学校経営方針
- 児童同士、児童と教師、学校・家庭・地域の人とのかかわり、つながることにより豊かな学びをひらく
- 体験活動、異学年交流、児童による活動を通して豊かな人間性を育む
- 学ぶ楽しさ、分かる喜びを実感できる授業づくりと粘り強い指導
- 学びをもとに、考え・判断し、表現する力を育てる
- 児童理解に努めるとともに、児童一人ひとりの可能性を引き出し、個性の伸長と能力の開発に努める
- 個に応じたチーム支援を充実させ、インクルーシブ教育を推進する
3 今年度の努力点と目標達成のための具体的取り組み
(1) 確かな学力
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- 分かる喜び、学ぶ楽しさを実感でき授業づくりと粘り強い指導。
- 基本的な生活・学習習慣の定着の支援。個の学びの充実。
- 指導と評価の一体化。一人一人の学びの振り返りからの授業づくりや指導の改善。
- 授業力向上につながる校内研究を学年中心に行う。
- 人・もの・こととかかわり、能動的な学びのプロセスを大事に、豊かな学びの場をつくる。
(2) 豊かな心の育成
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- 地域の人、自然とかかわり、五感を使い感性や感動する心を育てる活動の開発と推進。
- 子ども一人ひとりへの理解を深めチームとしての支援、インクルーシブ教育の充実に努める。
- 児童会、学級活動、異学年交流、学校行事等の活動を生かし、よりよい人間関係を築き「自己有用感」を味合わわせる。
- みんながより良い学校生活ができるよう児童自ら課題意識を持ち、主体的に活動する場の設定と推進。
- いじめの未然防止、いじめの早期発見、早期対応、いじめの早期解決のための取組を組織的に行う。
- 読書活動を通して感動する心や読書の習慣づけを図り、豊かな感性を育てる。
- 児童会、学級活動、学校行事等の活動、異学年交流を生かしたよりよい人間関係を築き「自己有用感」を味わわせる。
- 道徳科を要として、学校の教育活動全体を通して心に響く道徳教育を計画的に推進していく。
(3) 信頼される学校づくり
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- 整理整頓された教室、校舎内外の環境づくり。意図的・意識的な学びの環境づくりに努める。
- 地域の方々とのかかわりを深め、郷土愛を育む。
- 風通しの良い学校を心がけ、学校公開と情報の提供により理解と相談しやすい関係づくりを行う。
- 登下校の安全・安心確保のためPTA・推進協・自治会等に指導と見守りの協力を依頼する。
- 周囲の理解を求めながら、意識改革を図り、できるところから働き方改革を推進する。
このページに関するお問い合わせ
松林小学校
〒253-0011 茅ヶ崎市菱沼1丁目1番1号
電話:0467-51-1243