学校・学年

更新日  令和6年3月8日

3年生卒業前特別プログラムで学習中

野外炊事

 令和6年3月12日(火曜日)に実施される第62回卒業証書授与 式まで、残りわずか数日というところまで来ました。私立高校の受験や公立高校の学力検査等、卒業後の進路決定に向けた動きもある中で、貴重な学習活動が毎日展開されています。令和6年2月29日(木曜日)には校外学習を実施しました。汐見台ボードウォークから柳島キャンプ場まで、約6キロの道程を班ごとに歩きました。柳島キャンプ場では、野外炊事でバーベキューに挑戦しました。炭をおこし、肉や野菜、焼きそばを料理して食べました。生徒の皆さんの感想には、「班の人のいいところをたくさん見つけることができた。」、「今年で一番楽しい活動だった。」、「全部自分たちで作業したことで、いつもより楽しさを味わえた。」などがあり、良い思い出づくりができたと感じている人が多いようでした。また、現在モザイクアートの制作も行っています。貼り合わせるまで、できあがりのイメージは持てませんので、作業をしている3年生の皆さんでさえ、どんなアートが仕上がるのか分かっていません。卒業式前日のお披露目までのお楽しみですね。

2年生平和学習が本格化

 2年生が、修学旅行で広島・京都に行く日もいよいよ近づいてきました。令和6年5月15日(水曜日)から17日(金曜日)までの3日間の実施を予定しています。修学旅行では、平和記念資料館の見学、碑めぐり、平和セレモニーなども予定されています。2年生の平和学習も、修学旅行の準備と併せて、いよいよ本格化してきています。これまで、平和について各自が考えたことをお互いに発表し合ったり、戦争に関することやその時代背景などについて調べたりしてきました。現在は、平和に対する思いを綴った折り紙で千羽鶴制作に着手しています。

 2年生の皆さんは、いよいよ4月に最上級生となります。最上級生になるにあたって、平和学習における学びは大変有意義であると思っています。様々な貴重な体験を通して皆さんの心が育まれ、本校のリーダーとして、浪中生のモデルとして、ますます活躍してくれることを期待しています。

1年生学習支援の試みで学びあい、マラソン大会で励ましあい

 本校1年生の取り組みとして、後期期末テストの2週間前から、全7回にわたり、朝の時間と一部放課後を活用して学習支援を行いました。この取組は、主に生徒どうしの学びあいを大切にし、生徒の皆さんの学習に対する主体性を育むものです。学習サポートをすることの難しさを実感した人、やり甲斐を感じた人、様々だったと思いますが、どの人にとっても、良い経験となり、大いに学びがあったと思います。さらに絆を深め、支えあいの精神があらためて育まれたのではないでしょうか。

 また、2月16日(金曜日)には、マラソン大会が開催されました。この取組は、「体力」、「耐力」、「対力」という3つの「たいりょく」をキーワードに、心身のコンディネーション力、セルフコントロール力、コミュニケーション力を身に付けることを目的としています。ペアを組み、お互いにパートナーがランナーの時には、走った周回数を数えるとともに、パートナーが少しでも力を発揮できるよう、大きな声をかけて励まし合っていました。長距離走に苦戦しつつも、完走しようと励んでいるランナーに対して、パートナーだけではなく、多くの生徒が併走し、励ましの声をかけていました。クラス対抗の競技だったのですが、併走応援には、クラスの枠を超えて、様々な色のはちまきをつけた皆さんが加わっていたのが、とても嬉しく思いました。

1/26(金曜日) 新入生学校紹介

学校紹介

 令和6年1月26日(金曜日)に、現小学校6年生を対象に、新入生学校紹介を実施しました。松浪小学校、緑が浜小学校、汐見台小学校の6年生児童の皆さんが、小学校の先生方の引率で来校しました。まずは中学校の先生方の案内で、5校時目の授業の様子を廊下から見てもらいました。次に、体育館に移動し、本校の生徒会本部役員の生徒の皆さんが、事前に製作したスライドショーを通じて、中学校生活について説明してくれました。授業は教科ごとに先生方が変わること、基準服があること、委員会活動や部活動のこと、学校行事のことなどについて、分かりやすく説明してくれました。小学生の皆さんは興味津々で聞いていたのではないでしょうか。

 新入学予定の6年生の皆さん、私たちは皆さんを心より歓迎いたします。期待と不安の入り交じった気持ちでいるかもしれませんが、私たち教職員一同、そして先輩たちも、温かく優しい気持ちで皆さんをお迎えします。安心して中学校に来てください。

11/29(水曜日) 「いのちの大切さを学ぶ教室」

講演会

 令和5年11月29日(水曜日)、かながわ県民センター神奈川被害者支援センターの熊澤明子様、河口淳一様をお招きし、本校1,2年生を対象に「いのちの大切さを学ぶ教室」を実施いたしました。講師の招聘にあたりご協力いただいた2名の茅ケ崎警察署の方々にもご来校いただきました。

 前半は、犯罪被害の痛ましさやおそろしさについて、後半は、過去に実際に発生した少年事件をアニメ化し、分かりやすく編集されたDVDを観た後、あらためて人は一人残らず誰もが尊重されるべき存在であることについて、様々なお話を通じて学びました。その中で、「一人一人が、ここにこうしていられるのはあたりまえではない」、「生まれたときから、周囲のいろいろな人々の手によって見守られ、大切に育ててもらえたからこそ、ここにこうしていられる」、「自分も自分以外の人も、全員がこの世に生を受けて『与えられた時間』『自由に使える時間』を持っている」、など、心に残る多くの言葉をいただきました。「『想像力』を大切に育んでほしい」というお話もありましたが、「想像力」については以前私もお話しさせていただきました。自分が出会ったすべての人、そして自分のことも、一人残らず大切にしてほしいです。そして、講師の方もおっしゃっていましたが、何か困ったことがあった時は、近くにいる誰かに相談することが大切です。

11/24(金曜日) 令和5年度新生徒会による生徒総会開催

生徒総会

 令和5年11月24日(金曜日)、新しい本部役員のリーダーシップのもと、新生徒会による生徒総会が開催されました。内容は、生徒会本部及び各専門委員会の後期活動方針と具体的な活動の提案でした。生徒会本部の後期活動方針は「心躍る暖かい学校」です。この方針のもと、本校の生徒の皆さんは、毎日をワクワク過ごせる心踊るような学校、そして一人一人が気兼ねなく、何ごとにも積極的に取り組める暖かい空気感のある学校を目指していくことになります。

 また、この日の生徒総会では、新旧の本部役員のあいさつがありました。本部役員の皆さんが切々と語る様子から、尊敬する先輩からのアドバイスや、仲間からの様々な支えのありがたみを実感しているのだなと思いました。誰かに対する感謝の思いは、行動していく上でのエネルギーになります。旧本部役員及び前期各専門委員の皆さん、これまでお疲れ様でした。ありがとうございました。そして新本部役員及び後期専門委員の皆さん、どうぞよろしくお願いいたします。

11/11(土曜日) 第41回茅ヶ崎寒川地区中学校創作ダンス発表会

創作ダンス

 令和5年11月11日(土曜日)、寒川町民センターにて、第41回茅ヶ崎寒川地区中学校創作ダンス発表会が開催されました。コロナ禍では開催できなかった久しぶりのダンス発表会であり、私も初めて拝見させていただきましたが、想像していた以上に出演した皆さんのエネルギーを感じました。ダンスミュージックに合わせて生き生きと踊る皆さんは、照明などの演出もあり、ステージ上で輝いていました。表情、指先まで意識した動き、仲間とのコラボレーションなど、皆さんの表現は会場の皆さんの心に届く感動的なものでした。

11/10(金曜日)2年生 職場体験学習

職場体験

 令和5年11月10日(金曜日)、本校の2年生は、職場体験学習を行いました。各自様々な職種の方々にアポイントを取り、60種以上の職場に配置されました。大変お忙しい中、ご担当の方々をはじめ、お仕事をされている皆さんにご丁寧にご指導いただきました。貴重な1日を過ごさせていただいたことと思います。小学校、幼稚園、保育園、介護施設、公民館、博物館、美化財団、郵便局、銀行、病院、映画館、洋品店、スポーツ店、楽器店、美容院、スポーツクラブ、百貨店、運送業、車両販売店、飲食店、食品店、農業、園芸、ラジオ局などなど、実に多種多様な職場で学ばせていただきました。専門的な知識や取組についてはもちろん、社会人として、プロとしての心構えなどについても教わったのではないでしょうか。一人一人が個々に所有しているのみでは、もったいないような情報や体験談でいっぱいだと思います。ぜひ、生徒全員でそれぞれの貴重な体験を共有してもらいたいと思います。

11/10(金曜日)1年生 防災地区マップ現地調査

地区マップ

 令和5年11月10日(金曜日)、本校の1年生は、自分の住んでいる地域を、当該の自治会の方々や保護者の方々とともに歩き、防災地区マップを作成するための調査を行いました。協働してくださった地域・保護者の方々は、朝早くからご来校いただき、生徒の皆さんとともに、現地調査に取り組んでくださいました。途中雨にも降られましたが、予定どおり実施することができました。生徒の皆さんは、地域・保護者の方々と、自分が住む地域における防災倉庫の中の資機材等の確認や避難時のポイントなどについて調査しました。現在は、3月に実施予定の発表に向けて、調査結果のまとめに入り、マップづくりに取り組んでいます。生徒の皆さんの発信には大きな力を感じています。1年生の皆さんの発表を楽しみにしています。

いじめ撲滅運動を生活委員のリーダーシップのもと展開中

 毎年、10月から11月にかけて、生活委員のリーダーシップと運営により、『松浪中学校いじめ撲滅運動』を展開しています。生活委員としては、事前に計画を立てたり、事後にまとめを行ったりしますが、全校生徒の皆さんが実施するプログラムは全7回で構成されています。このプログラムは、いじめとはどのようなものかについて学んだり、いじめをなくすためにどのようなことを大切にすべきか考えたり、アンケート回答結果をもとに、自分の学級の実態を把握したりして、生徒の皆さんが主体的にいじめ防止と撲滅に向けて考え、行動していくものです。10月26日(木曜日)のプログラムでは、学級単位で生活委員の皆さんの主導により、市教委が作成したいじめに係る教材『心のコップ』を活用しました。各学級とても熱心に取り組んでくれたと思います。

 このプログラムの最終回では、各自がいじめ撲滅のための行動宣言を書いて発信することになっています。いじめは、よく言われるように「どの学校のどの生徒にも起こり得る」ものだと思います。まずは「自分の考えや行動が、誰かを傷つけるようなことはしていないか」といった当事者意識を持つことが大切な視点であると言われています。いじめ撲滅運動を通じて、人の心に寄り添い、人の痛みが分かる優しい人へと成長していく浪中生であってほしいと願っています。

10/18(水曜日) 第47回合唱大会

学年合唱

 令和5年10月18日(水曜日)、茅ヶ崎市民文化会館にて、第47回松浪中学校合唱大会を開催いたしました。夏休みに入る前から、各学級の自由曲を決めたり、指揮者、伴奏者、パートリーダーを選出したりして、様々な準備が始まりました。各学級や学年での練習が本格化したのは、夏休みが明けてからの9月中旬頃からでしたが、本格化するやいなや、新型コロナウイルスやインフルエンザなどの感染症が流行し、閉鎖を余儀なくされる学級があった学年は、何日間か練習を自粛せざるを得ませんでした。またどの学年においても、感染防止対策を講じながらの合唱練習でしたので、生徒の皆さんにとっても大変酷なものでしたし、私たち教職員にとっても非常に難しい判断の連続でした。リハーサルも予定していた日を延期し、大会当日からわずか5日前に実施しました。そのような状況下で、次第に歌を仕上げていった浪中生の皆さん。苦難は練習の制限だけではなく、通常の練習の中でも様々なことが起こります。仲間との意見の摺り合わせに苦慮したり、歌を歌うことへのモチベーションのギャップを埋めるために努力したり、当日を迎えるまでに多くのハードルを乗り越えてきました。当日の合唱の感動は勿論、そこに至るまでの様々な取り組みや経緯が最大の演出効果となって、学級担任をはじめとする教職員の涙腺を崩壊させるのだなとあらためて実感いたしました。そう考えますと、年度によっても、学級によっても比較することは難しく、当事者にとってはすべてが最高の合唱なのだと思います。

(1年生の部)課題曲 『夢の世界を』

最優秀賞 1年A組 『怪獣のバラード』優秀賞 1年D組 『新しい世界へ』

(2年生の部)課題曲 『モルダウ』

最優秀賞 2年A組 『青葉の歌』 優秀賞 2年C組 『あなたへ~旅立ちに寄せるメッセージ~』

(3年生の部)課題曲『大地讃頌』

最優秀賞 3年A組『青い鳥』優秀賞 3年D組『糸』

10/16(月曜日)~20日(金曜日) 授業参観ウイーク

 令和5年10月16日(月曜日)から20日(金曜日)まで、授業参観ウィークを設定させていただきました。お忙しい中、ご来校いただきまして誠にありがとうございました。毎回のことながら、受付などをご担当いただきましたPTAボランティアの皆様の温かいご支援に心より感謝申し上げます。授業参観ウィーク中に合唱大会がありましたので、合唱大会当日を加えると実に多くの方々にご参観いただいたと思っております。合唱大会当日を除いても、のべ約167名の方々にお越しいただきました。アンケートのご回答にもご協力いただき、ありがとうございました。「子どもの笑顔がたくさん見られてよかった。安心した」、「協力して学習を進めている姿に成長を感じた」、「いろいろな答えの導き方があるということを分かりやすく説明していた」など励ましのお言葉を多数いただけた一方で、「タブレットのバッテリー切れの生徒への対応を考えた方がよい」、「教室が大変暑いと感じた。エアコンの調節などで環境改善を図った方がよいと感じた」、「落ち着きのない子、学習のモチベーションが高まらない子などがいたので、対応をもう少し考えた方がよい」などのご意見もいただきました。教職員一同、いただいたご意見ご感想を参考にして、今後も授業改善に努めてまいりたいと思います。

9/13(水曜日)1年生 ブックトーク

ブックトーク

 本校では、1年生を対象に、読書活動指導協力者の大八木美智江さんを招聘し、ブックトークに取り組んでいます。令和5年9月13日(水曜日)の1年B組を対象としたブックトークに私も参加させていただきました。

 『6カ国転校生 ナージャの発見』という本を紹介する際には、大八木さんご自身が子どもの頃に味わった、転校した時のカルチャーショックを、筆者の気持ちに重ね合わせて語ってくださり、分かりやすく本の魅力を伝えてくださいました。また、読書に苦手意識を持っている人でも親しめそうな、54文字で完結する超短編小説『54字の物語』という本も紹介してくださいました。いつものことではありますが、大八木さんのブックトークに参加した人は、生徒のみならず、教職員も本の魅力を感じずにはいられず、つい紹介してくださった本に手が伸びてしまいます。常日頃思うのですが、子どもに限らず、時に私たちは自分の気持ちを分析することが難しくて、感情のコントロールがままならないこともあると思います。そうした状況では、人の心にもなかなか寄り添えないかもしれません。大切なのは、心のように見えないものを想像すること。そして想像する力は、読書のような活動を通して養われていくのではないでしょうか。

7/13(木曜日) 平和学習発表会

平和学習

 令和5年7月13日(木曜日)、毎年恒例となっている「平和学習発表会」を実施しました。「平和学習発表会」は、3年生一人一人が、平和に関して学んできたことをまとめ、タブレットを活用してオリジナル資料を作成し、1,2年生に向けて発表するものです。被爆体験記朗読会や広島への修学旅行などは、平和について各自が考える貴重な機会です。それぞれの体験を通じて個々に感じたこと、考えたことは、他の誰のものでもない、自分自身の平和への想いを育みます。そうした自分なりの想いをまとめての発信は、大きな力を持ちます。聴いている人たちの心にも届く内容だったはずです。そうした各自の想いを、これからもずっと育んでいってほしいと思います。また、発表の仕方もとても上手になりました。資料作成上の工夫、話しながらのタブレットの示し方、相手の方を見て語る様子などから、成長を感じることができました。聴いている1,2年生はとても分かりやすかったと思います。日頃の授業での地道な取り組みの成果ですね。

7/12(水曜日) ケータイ安全教室

安全安全

 令和5年7月12日(水曜日)に、全校生徒を対象に「ケータイ安全教室」を実施しました。株式会社教育ネットの中村しずかさんを講師として招聘し、携帯の正しい使い方やSNSによるトラブルの防止策等についてご講演いただきました。今回はオンラインによる講演でしたので、生徒の皆さんは、各教室においてクラスごとに、画面を通じて中村さんのお話をうかがったり、ワークショップに取り組んだりしながら学びました。SNSによる犯罪被害やトラブル等について具体的な事例をお示しいただきながら、巻き込まれないための心構えや、携帯やSNSを使用する上でのマナー、モラル等について学ばせていただきました。中村さんから投げかけられた問いに対して意欲的に答えたり、ワークシートに自分の考えを積極的に書いたりしていた生徒の皆さんからは、自分事として捉え主体的に学ぼうとする姿勢がうかがえました。便利な物ほど、それを活用する人の心構えやモラルが求められます。ぜひ生徒の皆さんには、日頃から人間性を高める努力を続けてもらい、便利な物を適正に活用できる人になっていただきたいです。この日に学んだことを時々思い出しながら、携帯もSNSも正しく使いましょう。

7/4(火曜日)・7/5(水曜日) 中学校給食体験試食会

体験給食

 現在、茅ヶ崎市では、デリバリー方式による中学校給食の導入に向けて取り組んでいます。事業を推進していく上での参考となるよう、5月から7月にかけて、市内全中学校にて体験試食会を実施してきました。本校でも、多くの生徒の皆さんが試食会を楽しみにしているようでした。本校では、令和5年7月4日(火曜日)、5日(水曜日)の2日間にわたって実施しました。試食会を実現するために、市教育委員会の担当の方々には、何度も来校していただき、入念な準備に取り組んでいただきました。課題だったのは、校内における配膳場所の設定でした。本格実施に向けて改めて検討する必要がありますが、今回は仮に調理室を配膳室として活用しました。通常の昼食準備時間を5分間延長し、10分間の準備時間の中で、各学級のボランティア生徒数名が自分のクラスの給食を調理室まで取りに来て、運搬してくれました。ボランティア生徒の皆さんが積極的に、そして快く仕事を進めてくれたおかげで、想定していたよりもスムーズに配膳が完了しました。

 4日(火曜日)の献立は、ごはん、夏野菜のドライカレー、手作りポークカツ、ゆで野菜サラダ、ABCスープでした。5日(水曜日)の献立は、ごはん、麻婆豆腐、揚げぎょうざ、三色ナムルでした。試食当日の昼食時に私自身も各学級の様子を見させていただきましたが、多くの生徒が笑顔で、給食を楽しんでいました。試食の感想は様々だったと思います。量的に多いと感じた生徒もいれば、物足りないと感じた生徒もいましたし、味についても多様な感想をもったことと思います。しかしながら、多くの生徒がポジティブな感想を抱いたのではないかと思います。栄養士の方が中学生にとって最適な栄養バランスを考え、そして多様な好みがある中で、多くの生徒が美味しいと思える献立を考案してくださいました。私自身、とても美味しいと感じるものが多かったです。

7/3(月曜日)2年生 働く人のお話を聞く会

働く人

 令和5年7月3日(月曜日)に、2年生を対象に、総合的な学習の時間における生き方学習の一環として、「働く人のお話を聞く会」を実施しました。今年度は、ゲストティーチャーとして、マックスバリュ茅ヶ崎若松店より遠藤店長と遠山さんを、松が丘保育園より渡辺園長と保育士の原田先生を、美容室ピンナップガール茅ヶ崎より伊沢店長と吉岡さんを、辻堂犬猫病院より獣医の堀先生を、茅ヶ崎市立図書館より水島さんをお招きし、貴重なお話を伺いました。ゲストティーチャーの皆さんは、それぞれご自身の体験から学んでこられたことなどをもとに、これからを生きる中学生にとって大変参考となるお話を分かりやすく語ってくださいました。特に私自身も勉強させていただいたお話のひとつに、次のような内容がありました。「誰かの失敗や職場における課題などの要因を他者や何かのせいにしていたときは、自分の中に大きなストレスがありました。あるときから、自分は何がいけなかったのか、自分は何ができただろうか、というふうに自分に矢印を向けて、自らの責任の範囲を広げて主体的に課題と向き合うようになりました。そう考えるようになってから、ストレスがなくなるとともに、周囲の人たちも自分についてきてくれるようになり、事態は好転していくようになりました。」とても共感を覚えました。とかく私たちはネガティブな現状を何かのせいにしがちです。そうした考え方は、よりストレスフルな状況を招いてしまうのかもしれません。2年生の皆さんは、どの方のお話にも目を輝かせて熱心に耳を傾けていました。心のアンテナは何をキャッチしたでしょうか。生徒の皆さん一人一人に、何らかの気づきがあったと信じています。

6/21(水曜日) 6校引き取り訓練

 令和5年6月21日(水曜日)に近隣の小中学校6校ブロック(松浪小・浜須賀小・緑が浜小・汐見台小・松浪中・浜須賀中)で連携した、「地震発生による大津波警報発令後警報が解除された場合を想定した引き取り訓練」を実施いたしました。お子さんが小学校と中学校に在籍する保護者の皆様は、それぞれの学校にお子さんを引き取りに行くという、災害時に、実際どのような動きとなるか、実感が持てる訓練となったのではないでしょうか。また、保護者の皆様にとって、校舎内の教室で待機するお子さんを、どのような経路で引き取り下校させるか、というイメージづくりもできたのではないかと思います。実際に大地震が発生した場合は、精神的にもかなり動揺しているでしょうし、お互いに誰もが様々な動きを取りながらの引き取りとなりますので、イメージを持っておくことがとても大切ではないかと思います。生徒の皆さんは、総じて真面目に取り組めていたかなと思います。加えて、生徒の皆さんに望むことは、地域の特徴を踏まえ、災害時に生じやすい状況を想像できるようになること、自分や家族を含め、学校の仲間や近隣に住む人々の安心・安全を確保するにはどうしたらよいか、日頃から主体的に考えを深め、学ぶことです。

6/9(金曜日)1年生 食育講演会・6/12(月曜日)防災アカデミー

 令和5年6月9日(金曜日)に食育講演会を、12日(月曜日)に防災アカデミーを、いずれも1年生を対象に、専門機関の指導者の方をお招きして実施いたしました。食育講演会では、株式会社明治コミュニケーション課の方が講師として、「成長期の運動と食事」というテーマで、成長期である中学生が心がけなくてはならない食生活、生活習慣等について、具体的な事例を交えお話ししてくださいました。防災アカデミーでは、茅ヶ崎市消防署消防指導課の方が講師として、災害時の自助・共助・公助について、具体的な救助方法の体験活動等を交えながらご指導くださいました。いずれも、専門的知見を有する方々からの具体的なお話であったことで、生徒の皆さんは、今日からの生活の中で、学んだことを実践していこう、と切に考えたことと思います。

6/6(火曜日) 第63回体育大会

体育大会

 令和5年6月6日(火曜日)、第63回松浪中学校体育大会を開催いたしました。修学旅行をはじめ他の大きな学校行事の日程と重なっていたこともあり、今年度は初めて平日に開催させていただきました。平日にもかかわらず、大変多くの保護者や地域の方々にお越しいただき、競技、演技に臨む生徒たちは、より一層気持ちが入ったことと思います。心より感謝申し上げます。

 開始早々に反省すべき運営上のアクシデントがありましたが、そのアクシデントにより、思いがけず浪中生の「思いやり」と「正しい行動」、及び保護者・地域の皆様の温かさを実感することができました。開会式の際、音響の不具合が生じ、ラジオ体操の音楽がなかなか始まらず、体操の隊形に開いた状態で生徒の皆さんを待たせることになってしまいました。なんとか音が鳴り出し、ラジオ体操が始まったのですが、演技の途中で再び音楽が止まってしまいました。でも、生徒の皆さんは演技を止めることなく、「1,2,3,4,5,6,7,8」という8呼間とともに、そのまま体操を続けてくれました。その時の保護者・地域の皆様の温かな手拍子と8呼間は、生徒にとってどのように聞こえたでしょうか。閉会式の中で、実行委員長が言葉にしてくれましたが、生徒たちにとっては、とても勇気づけられる伴奏だったと思います。あらためて温かな保護者・地域の皆様に支えられている学校であると感じました。ありがとうございました。

5/26(金曜日)~27(土曜日)2年生 野外教室

野外教室

 令和5年5月26日(金曜日)、27日(土曜日)の2日間、2年生は愛川ふれあいの村で野外教室を実施しました。野外教室スローガンは「イワシの群れ」。群れをなすイワシの間にはルールがあり、そのルールに則って行動をパターン化し、集団の力を発揮すると言います。まさにあの『スイミー』の世界ですね。野外教室は2学年の協力性、チーム力を遺憾なく発揮した行事だったのではないでしょうか。初日は、高取山登山に挑戦。体力には個人差があると思いますが、お互いを思いやり、励ましながらペースを考えつつ登りました。野外炊事では、昨年の御殿場国立中央青少年交流の家での経験が生かされ、カレーづくりも順調でした。若干水分が多すぎる班もあったようですが、自然の中で仲間と食べたカレーライスは美味しかったことと思います。キャンプファイヤーも盛り上がりました。クラスのスタンツ披露の場面では、他のクラスがオーディエンスとして一生懸命もり立て、キャンプファイヤーの演出に貢献してくれました。この行事での経験を自信にして、今後の学校生活に生かしてもらいたいと思います。

5/24(水曜日)1年生 校外学習

校外学習

 令和5年5月24日(水曜日)、1年生は柳島キャンプ場で校外学習を実施しました。汐見台海岸に集合し、班ごとにウォークラリーを行いながら現地まで向かいました。事前に配付されたシートには茅ヶ崎に関する問題が書かれており、道すがら所々に示されている情報を収集し、問題を解きながら移動しました。地元に関する知識を得るとともに、楽しみながら班行動ができたのではないでしょうか。柳島キャンプ場では、野外炊事(BBQ)に挑戦。野菜を切って炭をおこし、自然の中で、仲間とともに美味しいお肉や野菜をいただきました。食材を準備するのも、炭をおこすのもとても順調で、ほぼ計画どおりに進められました。今回の校外学習は、2年生で行う野外教室に生かされるだけではなく、日常的な学校生活における集団行動にも生かされると思います。そして仲間との協力や自分の役割を果たすことを通して個々の成長にきっと繋がったことと思います。

5/23(火曜日)~25日(木曜日)3年生 修学旅行

修学旅行

 令和5年5月23日(火曜日)から25日(木曜日)までの3日間、3年生は修学旅行で広島と京都へ行きました。集合場所の辻堂駅は雨模様でしたが、西へ向かうごとに新幹線の中に陽が差し込んできました。まずは広島平和記念公園にて、ピースボランティアさんのご案内により班ごとに碑めぐりを行い、貴重なお話を伺いました。その後平和記念資料館を見学。さすがにG7広島サミットの直後でしたので、海外からの訪問客も多く、中には見学しながら涙を流されている訪問客の方々もいらっしゃいました。原爆の子の像の前で行った平和セレモニーでは、代表の生徒がメッセージを発信するとともに、学校で折った千羽鶴を供えました。

4/13(木曜日)3年生 被爆体験記朗読会

被爆体験記

 令和5年4月13日(木曜日)、平和学習の一環として、広島から伝承者の西 孝恵さんと浦田 和子さんをお招きして、3年生を対象に「被爆体験記朗読会」を行いました。西さんと浦田さんには、昨年度の3年生の朗読会にもお越しいただいたという経緯もあり、本校の学校教育目標や特色を踏まえご指導いただきました。生徒の皆さんは、この朗読会を通して、それぞれ様々な想いをもち、痛いほど感じ取り、深く学んだのではないかと思います。修学旅行では、実際に広島を訪れることで、さらに学びは深まると思います。