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「まねる・まねられる」(7月)

更新日  平成29年8月25日

 こんな経験はありませんか?学校から帰ってきた子どもが「今日○○さんに私のアイデアまねされた」と訴えてくること。まとめの新聞とかポスターとか図工の作品とかほかにもいろんな場面が想定されますが…。そんな時みなさんは、子どもにどんな声かけをするでしょうか?

 私がまだ20代だった時、やはり「○○がまねした。盗んだ!」ということがたびたびありました。まねることは盗むことなのか?まねることは悪なのか?まねることはしてはいけないことなのか?と考え悩みました。そんな時、“模倣力・模倣の文化”という本に出会い、まねする力は大切だという話を聞き、自分の中でモヤモヤしたものが晴れた覚えがあります。

 それから、同じような訴えがあった時「まねされたら、ありがとうだよ」と声をかけました。子どもたちは、キョトンとします。『まねをするってことは、そのアイデアや作品がすごいな!とかいいな!とか思うからそれをまねるんだよ。だから、まねされるってことは、認められたってことなんだよ。だからありがとうでいいんじゃない?』とクラスに伝えます。

 そうすると「盗作はいいの?」「カンニングは?」などと聞いてきます。『大人の世界で、盗作はいけないことだしやってはだめだよね。でも、なぜ?って考えると人のアイデアをそのまま内緒で自分のものにしてしまうからだめなんだよ。そして、そこに名誉や利益という別のものが入ってくるからダメなんだよ。じゃあ教室はどうだろうねぇ?

 学校は、みんながいろいろ知らなかったり、できなかったことを経験して、協力してわかったり、できるようになるためのところでしょ。自分の技術を高めるためにまねすることはとても大切なことなんだよ。だから、まねしたくなったら、「いいねぇ、まねさせて」って声をかければいいんじゃないかな。でもね、カンニングは違うよね。テストは、今の自分の力を試すものでしょ。人のまねをしても意味がないんだよ。だから、やらないほうがいいものなんだよ』こんなやり取りをすると、クラスの中のトゲが一つなくなります。

 家庭では、『まねされたの?すごいね!よかったね』と声をかけると子どもの気持ちに変化が起こるかもしれませんね。

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