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「待つということ」(5月)

更新日  平成29年8月25日

 私たちの生活の中で「待つ」という場面は頻繁にやってくる。待つ時間(長さ)はその事柄や人によってかなり違う。それは昔から私たちの生活に入り込んでいる。『気の短い人だね』『気の長い人だね』というようにその人の性格まで表してしまう。学校や家庭ではどうだろう。「待つ」ということを意識して生活しているだろうか。時間のかかることがよくないもののように、社会はスピードを求め、効率化を追求する。そんな時代になって、もうどれくらいたつのだろう。高度経済成長といわれたあの頃からだろうか。

 子どもに対してはどうだろう。私は、子どもたちに『気づき、考え、行動する子』になってほしいと教員になったころからずっと願っている。そのためにどう学級経営するのか考え、子どもたちと生活してきた。気づき、考え、行動することが身についてくるのには効率的ではなく時間のかかること。その中で大人が「待つ」ことで育つ子どもの姿に触れ、待つことの大切さを感じてきた。

 私たち大人は、学校生活・家庭生活の中で十分に子どもたちを待つことができているだろうか。学校で先生は子どもたちを待っているだろうか。家庭で保護者は子どもたちを待っているだろうか。大人たちは、口癖のように『早くしなさい』と子どもたちを追い立ててはいないだろうか。『早くしなさい』と言って子どものやるべきことを奪ってしまっていないだろうか。

 私の大好きな子どもの笑顔は、早くできたという時間ではなく、初めて自分の力だけでできた時に見せる素敵な笑顔です。だから、私は待ちたいのです。

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